Dari|Mid silk wheat boater
¥29,700
SOLD OUT
サイズ:頭回り57~59cm つばの長さ6cm 高さ9cm
素材:天然草(麦)100%
※リボン:レーヨン 60% 綿 40%
【原産国】日本製
*Tax included.
*Shipping fees are free on this item.
クラシックな雰囲気はそのままに、現代的な解釈で
希少なヴィンテージの細麦ブレードを使用したカンカン帽デザインのストローハット。昔ながらのクラシックなカンカン帽と比べるとやや高さを出したデザインです。
ハットの中でも個性的なデザインで帽子初心者の方からすると、アイテム単体としては魅力的だけど、いざ「自分が被ると…」と思われる方がおそらく多いであろうカンカン帽(完全な私意でございますが)。
被りを深くすることで、着用時の安定感を向上しつつ、そんな不安を払拭するような合わせやすいバランスで仕上げられています。
シンプルですが、色々と考えられているんですよね。
リボンは幅5cmの太めのアメリカ製「モロコシテープ」を使用。
通常ハットに使われる「グログランテープ」と比べると、より繊細かつ光沢があるのが特徴で、昔のシルクハットやボーラーハットなど、ドレス色の強いハットに採用されています。
余談ですが、カンカン帽はフランス語で「canotier(キャノチェ)」、英語では「boater(ボーター)」と呼ばれています。言葉の意味としては「ボートを漕ぐ人」。19世紀初頭、英国海軍が水兵に支給していたものが始まりと言われています。
基本的に水や湿気に弱いハット。雨や潮風にさらされる水兵や船漕ぎ用に糊やニスをたくさん使って、通常のハット以上に頑強に仕上げる必要がありました。
その硬さは叩くと「カンカン」と音が鳴るほどの硬さだった、という特徴から日本では「カンカン帽」という名前で呼ばれるようになりました。
なので厳密に言うとこちらのハットは、「カンカン帽のデザインのストローハット」と言うのが正しいかなと思います。当時の作りの物はもっとカチカチですからね。
頭回りのサイズが59cmと、男性寄りのサイズ感ですが、後頭部スベリの内側をめくるとサイズ調整テープが隠れていて、こちらで2センチ程度サイズを小さくすることが可能。女性の方でも問題なく使用できるかと。ご自身の頭のサイズ・髪形などに合わせてご利用ください。
クラシカルな装いは保ちつつ、現代的な解釈でアップデートされたDariのカンカン帽。夏の時期は和服と合わせたりするのも粋な感じでいいですね。
他の人とは被りたくない!そんな方にもおすすめですよ。
Dari(ダリ)
2009年にデザイナー有馬大輔(Arima Daisuke)がスタートした日本の帽子ブランド。
『正統でアバンギャルド』一見矛盾する要素を統一させる世界観。
シンプルでありながらもどこか癖のある、さりげないディテールにこだわった帽子を生み出しています。