40年代ミリタリーの名作に敬意を込めて、さらなるアップデート

1940年代のアメリカ海軍の元で使用されていた『ウォッチ（ワッチ）キャップ』をサンプリングして製作されたニット帽。

余談ですが、当時ウォッチキャップは冬の甲板上での見張りや作業を行う際などに使用する目的で支給がされていたとのことなのですが、「見張る・監視する＝Watch（ウォッチ）」する際に被るニットキャップという理由から、『ウォッチ（ワッチ）キャップ』と呼ばれるようになったそうですよ。

平で編まれた段編みニットのトップを6枚接ぎにして縫い合わせる当時の縫製仕様に加え、裾部分(被り口)の畦振り編み(あぜぶりあみ)と呼ばれる編み方も再現。

加えて畦振り編み幅を大きくしたり、ロックミシンの縫代が表に出ない仕様にしたりと、
40年代当時の雰囲気を感じさせつつ、被りやすくする為の工夫も施されています。

またオリジナルはウール素材を使用しておりますが、こちらはコットン素材を使用することにより、幅広いシーズンで使用できるのはもちろん、肌が敏感な方はウール特有のチクチク感に全く悩まされることがありません。

そして最後に、

一回折り返して被るのはもちろんなんですが、さらにもう一回折り返して被るとロールキャップに早変わり！

このようにお好みに合わせて数通り変えて被る事も想定した仕様になっていますので、ご自身のお好み・ファッションスタイルに合わせて自由にお使い頂けたらなと思っております。

Dari（ダリ）

2009年にデザイナー有馬大輔(Arima Daisuke)がスタートした日本の帽子ブランド。

『正統でアバンギャルド』一見矛盾する要素を統一させる世界観。
シンプルでありながらもどこか癖のある、さりげないディテールにこだわった帽子を生み出しています。